38歳の青春 -失敗と脳科学-

小さい頃、男の子なら誰もが憧れるヒーロー。ウルトラマン、仮面ライダーやゴレンジャー。今回、ヒーローはヒーローでもビジネスヒーローを目指す話。

■課題図書
「英雄の書」-すべての失敗は脳を成長させる-
黒川伊保子

失敗が続き、しょんぼりしている僕に師が薦めてくれた本です。

ある1つの客観的な失敗があり、それを主観的に失敗と感じる。38歳になると、毎日怒られるってことはあまりないと思う。実際、同世代の友人たちの生活は落ち着いてる。でも僕は青春真っ只中です。

今回の課題図書から僕に必要な言葉を脳に刻むために書き残す。

■メモ
「失敗して十分に悲しんだ後、これで脳が進化する。寝て起きたら私の脳は生まれ変わってるんだ」

「英雄は空気なんか読まなくてもいい。人の顔色を伺うより好奇心と使命感に突き動かされ•••」

「ゆるせないと決めたことがやがて自信を生み、自尊心を連れてくる。そうして他者を守ってあげたいという使命感をつれてくる。本当の強さとは自尊心にあり、本当の優しさは使命感」

■メモ -To do-
くよくよしたら→「少し汗ばむ程度の有酸素運動」

独自の世界観を作り出す→「孤高の時間を持つ」

直感力を養う→「スポーツ、書道や茶道のような左右脳連携エクササイズ」
「瞑想か、写経」

■感想
ゆるせないことを考えて、決める。まずはそこから始めようと思う。「上手くいけばそれでいい」と思う、事なかれ主義ではダメ。上記のメモを実践していく。

僕自身は川の上に浮いてボッーとしている方が好きだけど、たまにはパドルを握って漕ぎ出そう。

■惰性で虚構なエピローグ
まとめ、感想をやっと書き終えた

ふと壁にあるタイマーを見ると、残り3分と表示されていた。薪窯でリベイク中のカンパーニュがもうすぐ仕上がる。
少年時代のお気に入りウルトラマンは3分で敵を倒すのだから、ヒーローはカッコいい。僕はこの3分で何ができるだろうか?「シュワッチ」ってなんだろうか?そんな思いを堂々巡りしていた。
やがて「ピコン、ピコン」とカラータイマーが鳴るのではなく、普通に「ピ、ピ、ピ、ピ」とタイマーの音が鳴った。
窯のカンパーニュを見ると、ふんわりしてきたがもう少し焼きたい。今日の僕はこの状態で妥協しない。もう少し焼いた方が絶対に美味しい。使命感と勇気を持って、あと8分焼こう。これが今日からの僕の青春。