テンパーニュのパン

信州近隣の農家さんによって農薬・化学肥料を使わずに育てられた麦だけを使い、フランスの伝統的な製法でしっかり発酵させた原始的なハード系パンを焼いています。

消化しやすいパンを

ヨーロッパの伝統製法でパンを作ると、乳酸発酵が行われてグルテンが分解され、消化しやすいパンになります。体にとってより負担の少ない、しっかり発酵させたパンを食べてもらいたいという思いがあります。乳酸発酵によって生まれる酸味、旨味もまた味わい深いです。

全粒粉として丸ごと食してもらいたい

全粒粉は精製小麦と異なり、胚芽やふすまと一緒に製粉するため、ミネラル・ビタミン・食物繊維を多く含みます。農家さんが丹精込めて育ててくださった麦を、余すことなく食し、その滋味深さを味わっていただきたいと思っています。

象徴としてのカンパーニュ

テンパーニュの代表的なパンが、田舎パンという意味のカンパーニュです。全粒粉小麦、ライ麦でつくる滋味深い大きな食事パンで、さまざまな農家さんから、麦を買わせてもらっています。

品種や育て方も各農家さんで異なるため、その時使う麦によってパンの味わいや食感などが異なります。また、季節によって発酵も変化します。それぞれの農家さんの麦の個性や季節を掛け合わせた、一期一会のカンパーニュを楽しんでもらいたいと思っています。

そして、カンパーニュの語源には、「パンを分け合う人々」という意味があります。「限りある」という意識をもって地球資源を分かち合い、共に行動する仲間を増やしていきたいと考えています。

おすすめの食べ方

一番のおすすめはフライパンです。霧吹きをたっぷりして、 蓋をしてフライパンで焼きます。
片面を2〜3 分ずつ焼くと、ふんわりとします。蒸すようなイメージです。時間がない時は霧吹きをしてトースターで焼いていただいても美味しくなります。

保存方法

スライスせずに塊のまま、タッパーやジップロック等に入れて保存してください。
涼しい時期はそのまま、暑い時期は冷蔵保存がおすすめです。
長期保存は冷凍保存がおすすめです。賞味期限は製造から1週間です。