広島合宿 -分割編-

初めて習う本格的なパン作り。なかなか大変です。どんな感じで作るかというと、ざっくり下記の通り。

1小麦などの材料の計量
2仕込み(2aミキシング→2bパンチ→2c分割→2d成形)
3焼き

今回は2c分割の話。分割とは20kgぐらいの生地の塊を、カンパーニュ大なら2kg,カンパーニュ小なら1kgに分けていく作業です。形は関係なく、切るだけの作業だが難しい。それはルヴァン種で作る生地がベトベトしていて、くっつくから。まるで田んぼに足を取られて、もがけばもがくほど、沈んでいくように、手についた生地をスケッパーで取ろうとすればするほど、くっつく。ちょっとした悪夢。

生地の扱い、スケッパーに慣れるのはもちろんだけど、手や台に粉を振ることで、直接生地を触らないことが大事とのこと。

そこで休日、私は100円ショップにやってきた。粘土とスケッパーを買うため。スケッパーで切る感覚を養いたかった。だが現実は甘く、粘土はとても硬く練習にはならなかった。

粘土の効果はなかったと信じているが、なんとか分割ができるようになってきた今日この頃。そして封を切らなかった粘土の行く末を案じる日々が続く。