私は東京生まれ、東京育ち。だけど、今まで「男はつらいよ」を観たことはない。
その中にえんぴつを売る有名なシーンがあるとのこと。そのシーンは下記通りです。
■映画の説明
営業になったばかりの甥が愚痴をこぼすところから始まる。
愚痴を聞きながら、寅さんはそばにあるえんぴつを「俺に売ってみろ」と甥に持ちかける。
甥は普通の鉛筆にとまどいながら、「えんぴつ買ってください。消しゴム付きですよ」とセールスを始めるも、寅さんから「要らない」と断られ、すぐにギブアップする。
すると、今度は寅さんがえんぴつを持ってセールスをするというシーンだ。
(寅さんはおふくろとの思い出→火鉢→実際に書く→デパートなら60円、今回は30円→結論と上手だ。詳細はYou tubeを観て頂きたい。)
私だったら、パンをどう売るのだろうか?美味しいから?素材がオーガニックだから?それともフランスの伝統的な製法だから?
答えは人間力、表現力、気持ちだと今は思う。私にはそれらが足りないと推測する。
■えんぴつを今作っているパンに置き換えてみた。
この大きなパンを見ると、学生時代に友人と行ったシアトル旅を思い出すんだ。お金がなかったから、大きなパンを1つ買って、ユースホステルで2人で分け合った。
ご飯をたくさん炊いて、みんなで食べる方が美味しいように、パンも大きいのを買って、みんなで分ける方が美味しいよ。
パンのパリッとした匂いがしてきそうだ。いつもはオンラインでの販売だけど、今日は特別に販売してます。
1000人中、3人ぐらいは買ってくれるだろうか?
パン屋見習いはつらいよ。それを言っちゃあ、おしまいよ。