マル

ラダックでのワンシーンです。カンパーニュとアマレ(お母さん)特性のマルを付けて食べました。マルとはラダック語でバターを指します。

朝、牛の乳しぼりをして牛乳を手に入れます。それを温めて、このご家庭では機械を使って攪拌させます。


20-30分後にバターとバターミルクに分かれます。


その表面のバターをすくい、水の中で固形のバターを作っていきます。

残りのバターミルクは、ラダック伝統パンのカンビールのスターターにしたり、更に加工して、チュルペと呼ばれる乾燥チーズにしたりと捨てるところはありません。

そんな手間を目の前に感じ、カンパーニュにマル(バター)を付けて腹ごしらえをするのでした。