パン屋見習いに休みはありません。それはウソで、のんびり屋の僕は、いつも気がつけばロスタイムに突入しています。
(僕なりに頑張っているつもりでしたが、ナメクジのように歩みが遅いです)
■実験
修行後のことも考えて、休日1人でカンパーニュ実験をしました。それぞれ1個ずつ、手捏ねで作りました。
■タネの違い
カンパーニュのタネ量は下記の通りです。
写真の左がルヴァン種60%
右がルヴァン種35%
■結果発表
どちらもパンになりました。そのまま食べると、大差なかったです。ただバターをつけた場合、左の方が味に深みがあり、余韻も長かったです。
■再現
ビジネスを考えて、再現性があるものを増やしていきたいと思いました。ですが、師の師の石川達也さんの本を思い出しました。その中に「結果が計算できるようなものにロマンはありません」と書かれていました。
■ヨーロッパの歴史
再現性、ロマンどちらも大切だと思います。どちらか選ばなければいけないときは”ロマン”を選びます。ヨーロッパの歴史のように、合理主義から感受性重視へと変化していきたいです。