10年ほど前、旅をしていました。所謂、バックパッカーでした。47の国を回りましたが、僕がもう一度行きたいと思うのは、アラスカ、パタゴニア、ラップランドの辺境の地です。自然がとても美しい。
“旅”という縁から、今回は北相木村で開催された”ある祭り”に参加してきました。
参加者はみんな僕のような元旅人や、現役の旅人たち。ヒッピーな、ピースフルな世界で過ごすことができました。
そんな中、パンを買ってくれた人が昔の中国旅の話をしてくれました。僕が旅するよりもずっと前の話。インターネットもない時代です。
その女性の旅人は中国の奥地でテントを張りながら旅をしていたそうです。ある時、お宅に招かれて、食事をご馳走になりました。
そして机の抽斗から、いつ焼いたかも分からないパンが出てきたそうです。饅頭のような丸いパンだったそうです。とても素敵なエピソードです。中国の小麦文化も面白そうです。
その話を聞いて、旅をしていた時の刺激に満ちた日々を思い出しました。
ご縁を頂いた2人の若者に感謝です。ありがとうございます。
@amana.coffee
@atokura_farm
ちなみに抽斗から出てきたパンは、お世辞にも美味しいとはいえなかったそうです。