グランドオープンから1か月が経ちました。北は北海道、南は広島から友人、知人が来てくれました。そして徒歩圏内の地元の方々にも来て頂けました。ありがとうございます。
DIYのお店作りのこと、忘れないように続きを書きました。今回は土壁編です。
信州の仲間の家で、土壁を見る機会が何度もありました。佐久市平賀、望月、軽井沢、小諸。そのため、土壁にするというのは当たり前の選択肢としてありました。
アドバイス頂きました方々、ありがとうございます。
1)小舞
佐久の庭で自分自身の手で育てた小麦の藁があったので、それを代わりに使うことにしました。本来は竹です。
既存の壁紙を剥がすと、ベニヤ板でした。そこにタッカーで麦藁を打ちつけていきました。
2)土壁
今回aとbの2種類の土壁をブレンドして使いました。
a)長野市にある小坂商会さんから土壁を買わせて頂きました。今ではとても貴重なものです。昔は大きな産業だったそうですが、時代と共にコンクリートが台頭してどんどん撤退していったそうです。
b)望月の仲間から解体した土壁を譲ってもらいました。それを水と自家栽培の小麦の麦わらを混ぜて、2週間ほど発酵させました。水分値はパン作りで培った勘です。
(やり方が正しいのかは不明です)
そのaとbを借りた撹拌機で混ぜながら、左官していきました。薄かったからなのか、ひび割れがあり、下地が見えています。カンパーニュのような、自然な割れです。
店づくりも、パン作りも同じように素材の作り手が見えるようにと思っています。