弥栄窯の太田さんのパン作りを見学するため、京都府丹後半島にやってきました。大工仕事しつつ、合間に総合格闘技を教え、パンを焼く生活スタイルです。
@yasakagama
太田さんは三島由紀夫が好きで、国語が得意です。一方僕は村上春樹が好きで、国語が大嫌いでした。
■感性
パン作りに関して、師匠と比べて”感性”を大事にしているようでした。薪が燃える音を感じ、生地を手で捏ねて感触を知り、小麦粉の燃え方で薪窯の温度の測る、聴覚、触覚、視覚を駆使しているように思います。
本を読んで、何かの知識を増やしていくのではなく、日々の生活で五感を育てていくことが僕の目指すべきところです。
■本
「ムダな本を読んでいるのが贅沢」という太田さんの言葉が印象的でした。学生の時や旅をしている時に、小説を読んでいた時のことを思い出しました。ここ何年も小説は読んでいません。五感を育てるにはムダな本を読むことが大事なのかもしれません。
■お礼
山間の村ですが、海も近く素敵な場所でした。太田さんの奥様の治恵さんに夕食をご馳走になり、ユウコさんに駅まで送って頂きました。ありがとうございます。
もう一度行きたい場所が増えました。