パン

皮膚

僕はかなり不器用な人間です。その証拠が両手の傷痕です。薪を焚べる時に窯に触れてできた火傷、お湯の蒸気に当たってできた火傷、クープによる切り傷など、たくさんあります。治りかけのかさぶたもいくつか残っています。子供の頃のように、剥がしたい衝動に駆られないのがせめてもの救いです。

さて、以前も紹介したかもしれませんが、カンパーニュの皮についてです。
表面の皮がカリッと剥がれる感じが良いらしいです。今の僕には、まだこの感覚は分からなかったけれど、時間の経過と共に分かるような気がします。

きっとその頃には手の傷も癒えていると思います。