現存する人類最古の栽培小麦をたずねて三千里

ヒトツブコムギ(Siyze/トルコ語, Einkore/英語)を求めて、トルコのカスタモヌ州にある小さな田舎町にやってきました。

◼︎ヒトツブコムギとは
紀元前8000年(今から1万年前)から栽培されている最古の栽培小麦です。
テンパーニュのグランデポートルで使っているスペルト小麦(古代小麦)は現代品種の祖先にあたり、ヒトツブコムギはさらに歴史を遡ります。

正しい例えではないと思いますが、僕のイメージだと、
スペルト小麦が僕のおじいちゃん•おばあちゃんのそのまたおじいちゃんたちと続くホモサピエンスであるならば、ヒトツブコムギはネアンデルタールのような旧人類のような、ホモサピエンスのもっと祖先のようなそんなイメージでしょうか。
ヒトツブコムギ、エンマー、スペルトへと移っていく系譜を調べていくと面白いです。AAゲノムなど見慣れない単語たち。

そう、今回テンパーニュは1万年前の人類最初の小麦栽培の痕跡を求めて、この地にやってきました。日本では、ピースフルとされる縄文時代の頃です。


ワルシャワから飛行機と夜行バスを乗り継いで、トルコのカスタモヌへ。地球の歩き方で見開き2ページの街です。そこから車で1時間ほどで、今回のホームステイ先であるBalabanağaファミリーが暮らしています。この家族はヒトツブコムギを育てている農家さんでもあります。
夕方に着き、その日はゆっくり過ごしました。
Googleマップ上、ここから佐久までの距離は11,999km(三千里)の距離でした。